バイクのウェアについて

バイクウェアはどれがいい?

安全に運転するために

バイクを一回も乗ったことがないような時だと、まずそもそもバイク用としてのウエアの必要性がいまいち良く分からず、あんなのは雰囲気としてあるだけで別に特に必要はないだろうと思っていました。
しかしそのバイクのウエアは、バイクを乗る上では安全で快適に運転する事ができるための便利な役割をするんですね。

安全で快適に運転できるようなバイクのウエアの便利な働きというものは、主に体の身を守る機能や走行中の風の抵抗を防ぐ防風機能・服の中を換気して熱を外へ出すような換気機能のあるものや、外側からの水は吸収せずに内側の湿気は放出するという防水透湿機能のあるものなどがあります。

どの機能も安全で快適に運転するには非常に大事で、バイクを運転するに当たってはこれらに特化したようなウエアの必要性が求められてくるんですね。

ウエアで身を守る

まず体の身を守る機能についてですが、これはたとえばバイクで走行中に何らかの理由でバランスを崩し、転倒してしまったというような場合に、普段着だと相当無防備で服が簡単に破れてしまうのはもちろん場合によっては大けがや最悪死に至るというような事もあります。

しかしバイクのウエアを1枚着ることで、転倒した時にそれが破られるという事もなく、普段着の場合だったら本来相当ダメージが行くはずの肌も、保護されることにより比較的軽傷で済むのです。
自分も一回バイクで峠を攻めることになり、調子に乗って無茶な運転をして転倒したという事がありました。

その時は服が破れたのはもちろんのこと、3か所ぐらいに擦り傷を作り、1か所には3週間ぐらいそのまま残っていたような青あざもできてしまいましたからね。
しかもその服というのが、外へ出るときには比較的メインで着るような結構気に入っているような服でしたからね。

今から考えたら本当に無防備な服装だったと思いますね。
あの時に肩やひざなどにプロテクターが入っているようなちゃんとしたバイクウエアを装備していたら、そのお気に入りの服も犠牲にはならずに済みましたからね。
普通に通勤や軽く移動するような場合だと普段着でもいいと思いますが、こういったツーリングでバイクを運転する場合だとやはり着ておく必要性があると思いますね。

防風機能も一般道路を軽く移動する程度であればさほど問題はないですが、高速道路でしかも長時間運転する場合だと、それによる風の抵抗によって受ける体の負担が相当大きくなるので、こういった場合には防風機能の付いたウエアを着ると、かなり快適にドライブすることができるようです。
換気機能のあるものも厳しい温度環境に置かれがちなツーリング時にも快適に過ごせて非常に便利で、これはバイクジャケットのインナーにこの機能のあるものを着るのが良いそうです。

防水透湿機能は雨の日のツーリングなどにも最適で、普通のレインウエアを着る場合と違いムレもなく、またそのムレによって体温が低下することもなく、快適に運転できるようです。
特にツーリングなどを頻繁にする方なら、ぜひ持っておきたいツーリングアイテムですね。