バイクの燃費を良くするための走り方のコツについて

燃料セーブを意識した走り

一定の速度で走ろう

バイクの燃費はそのバイクによって違ってきたりします。
なのでバイクを乗る際に少しでも燃費の事を意識しているような方だと、事前に燃費の良いようなバイクを選ぶのもよいと思いますが、それだと納得できないようなケースもあるといった問題が出てきます。

そこでそのバイクの本来のバイクの燃費の性能自体は変わりませんが、燃費の良い走り方を心がけることで、このような問題を多少解決することができます。
なのでバイクの燃費を良くするための走り方のコツについて紹介していきたいと思います。
まず運転時に意識しておきたい基本的な事としては、急加速や急停止、空ぶかしを控えて一定の速度で走るということです。

急加速をすることで無駄にエンジンを働かせ、無駄にガソリンを消費させてしまいます。
また急停止することでその分の運動を無駄にしてしまうのでこれも燃費を考える上ではNGです。
空ぶかしも当然ながらやらないに越したことはありません。

理想的な走り方としては発進時には緩やかに加速して、その後時速40kmあたりの比較的ゆっくりな速度でかつ一定なスピードを保って進み、減速するときはエンジンは回さずに、ブレーキもなるべく使わずに緩やかに減速していきます。
減速時はできるだけ前の車の速度を確認して、それを読むような形で減速していくと上手くいきます。
またMT車の場合では、無駄に高いギアで走らず、低いギアで長いこと引っ張らない事も重要ですね。

タイヤの空気圧をチェックしよう

あと走行とは違うのですが、バイクのタイヤの空気圧によっても大分ガソリンの消費が変わります。
これは空気圧が低いと燃費がかなり悪くなってしまいます。
これは自分も体験済みなのですが、タイヤの空気圧が低い状態での走行中に、10kmぐらい走っただけなのにガソリンが3分の1近く一気に減ったという事がありました。
しかもそれでほぼガソリンがからの状態になりましたからね。

結局たまたまガソリンスタンドを見つけたから良かったのですが、初めてこれを体験したときはかなり焦りました。
タイヤの空気圧が悪い状態で走っていると、加速も全然できないのでスピードも出にくく、走行中の揺れが通常時のときに比べて相当激しくなりますから。
なのでタイヤの空気圧に関しても、気をつけておきたいですね。
こればかりは燃費だけの話ではないですが。

このような感じで走行することで、バイクの燃費を良くすることが可能ですが、こういった運転は交通安全においても良いですし、地球環境にも優しいので、ドライバーであれば積極的に取り入れられるべき運転方法だと思います。

中には非常に危ない大通りもあり、その時にこういった運転ができないのが残念ですが。
ちなみに信号待ちのときにエンジンを切るというような、アイドリングストップもガソリンを省エネできますが、素早く動き出せないことや、バッテリーやセルモーターに負担がかかるといったマイナス面もあり、これに関しては一概にお勧めはできません。