MotoGPでのロレンソの成績
スペイン出身のホルヘ・ロレンソは1987年に生まれたオートバイレーサーです。
2010年と2012年には、MotoGPクラスのチャンピオンとなっています。
また、2006年と2007年には250ccクラスでもチャンピオンになっているレーサーです。
2008年のMotoGPデビュー戦となるカタールGPでポールポジションを獲得し2位ランキングされ、年間ランキング4位でルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得もしています。
2010年には開幕からの10戦で優勝7回を数えています。
ホルヘ・ロレンソのパフォーマンスとは
2007年スペインGPで優勝した際にスペインを征した証しとしてウィニングラップ中にコースサイドのグラベルに「ロレンソ・ランド」の旗を突き立て、以後このパフォーマンスが定番になっています。
2010年シーズンからはマシンのブレーキレバー・クラッチレバーに、ハンマーとバターを意味するスペイン語を刻むようになりました。
これには、リズミカルで力強く魅せるかと思えば、他の選手では行えないようなスムースかつ繊細な動きという意味を込めています。
そしてそれは幼少期に彼が見て育った父と母の姿から来ている、彼自信のスタイルを表しています。
ライダー・ペドロサとの関係について
ロレンソは同じスペイン人ライダーのダニ・ペドロサとは確執があります。
その原因は2005年のドイツGPでの接触事故を引きずっていたためです。
しかし、現在はかなり関係が改善されている模様ですのでご安心ください。
彼の発言の中に「2003年は敵対関係だった。2005年も変わらず、2008年は悪化した。しかし、今はレース後に抱擁できるようになったから、もしかしたら3年後には結婚できるかもしれない」という発言も出てきています。
この前には、表彰台でお互いを無視することもしばしばありました。
そして、スペイン国王フアン・カルロス1世が両者の和解を願い、表彰式でプレゼンターを務めたこともありました。
125cc・250ccクラスでの成績
2002年にはデルビチームから125ccクラスにデビューしました。
史上最年少の15歳と1日で決勝レースデビューしたことは多くの人の目に鮮烈に映りました。
そして、翌2003年ブラジルGPで初優勝を果たし、さらに翌年の2004年には年間ランキング4位を獲得しています。
さらに2005年には250ccの有力チームフォルトゥナ・ホンダに移籍して、年間ランキング5位になりました。
その後は2006年には開幕戦から連勝を重ね8勝を得て、2007年にも年間9勝でクラスで2連覇を果たすこととなります。