MotoGP常連のダニ・ペドロサ
MotoGPの上位ランキング常連の選手と言えば、ダニ・ペドロサ選手を思い浮かべる方が多いでしょう。
ダニ・ペドロサ選手は、1985年の9月29日生まれ、ゼッケン番号26の、スペイン人ライダーとして知られています。
身長160センチ、体重51キロという小柄が体を生かし、MotoGPを始め、様々なレースで上位を記録する、実力派選手です。
世界選手権デビューは2001年、125ccクラスに参戦し、他を凌駕する華麗なライディングスキルを見せつけ、華々しくデビュー。
2003年には同大会、同クラスにおいて、チャンピオンを獲得し、多くのファンを魅了しました。
翌年である2004年には、250ccクラスにチェンジし、ステップアップ直後にもかかわらず優勝。
その翌年2005年も同大会同クラスに参戦し、チャンピオンを獲得した結果、参観を達成する偉業を成し遂げました。
冷静沈着、謙虚で控えめな発言が魅力
そんなダニ・ペドロサ選手ですが、若手ライダーとしては珍しく、非常に冷静沈着、落ち着いた正確で、喜怒哀楽を激しく表さないタイプの選手として知られています。
その為、稀に優勝に喜ぶシーンなどがテレビで放送されると、非常に貴重なシーンとして、ファンからも注目されることが多いと言えるでしょう。
数々の大会で優秀な成績を収めるも、決して天狗になることはなく、常に控えめで謙虚は姿勢を見せる姿が非常に好印象として知られています。
監督である、アルベルト・プーチの指導の下、精神面を中心とした指導に重きを置いた、ライダーにとって重要なスキルを磨き続けてきている、ダニ・ペドロサ選手。
ライバルである他のチームのライダーとの余計なコミュニケーションは禁止される指導を忠実に守り、一見無愛想に見られがちな点が、たまに傷と言えるでしょう。
ホンダマシンをこよなく愛する、今後も期待の選手
所属チームは現在、レプソル・ホンダ。
マシンは、2012年以降から乗り続けている、ホンダ・RC213Vと、ホンダをこよなく愛していると言っても過言では無い、ダニ・ペドロサ選手。
以前は体重43キロと、小柄過ぎる体格故、出場できる大会、乗りこなすマシンも限られて居た物の、ウェイトトレーニングを経て、現在の体重に落ち着きました。
ウェイトが軽い段階でも、ホンダの乗り心地の良さ、安定の走りやすさは非常に特徴で、体格を問わずに乗る事ができると、証明した一人であるといえるでしょう。
趣味はサイクリングで、現在も時間がある時には乗り回しているというペドロサ選手。
一時は経済的な理由から、自転車競技に転向していましたが、そこでも変わらず優れた実力の持ち主だったとして、バイクに限らず、自転車でもその実力を見せつけていたことで知られています。