バイク冬眠は大がかりにメンテナンス
ライダーの多くは、道が滑りやすくなる冬場は、バイクをお休みし、バイクを冬眠させます。
長期間乗らないでも、バイクの状態を正常にキープするために、冬眠の準備を始めるのです。
バイクを冬眠させる際には、ただ車庫に放置をすれば良いという訳ではなく、大がかりなメンテナンスが必要になります。
例えば、ガソリンを満タンにする、燃料コックをオフにする、タイヤの空気圧を適正にする、など、初心者ドライバーでも簡単に行なう事が出来る手順も多くあります。
ですが、バッテリーを外す、キャブからガソリンを抜くなど、ちょっとした道具と技術が必要になることもありますので、不安があればショップに頼むのも1つの手です。
バイクショップを始め、店舗によっては、ガソリンスタンドなどでも準備を手伝ってくれる場所がありますので、いくつか相談をしてみると良いでしょう。
室内保管は基本中の基本
バイクを冬眠させる際には、車庫など、室内保管が理想的です。
雨や冷たい雪の元、野ざらしになっているバイクは、無事に冬眠を超すことが出来ず、さびさびな状態で春を迎えることとなるでしょう。
出来るだけ寒すぎず暑すぎない、適温の環境にバイクを置いておくことが理想ですが、難しい場合は、シートを厳重に巻いて保管をするようにして下さい。
外に置くにしても出来るだけ、野ざらしにならない屋根がある場所、雨風が当たらない場所を選ぶようにすることで、冬を乗り切りやすくなるでしょう。
また、保管の際にはセンタースタンドで保管をすることで、サイドスタンドへの負荷を軽減し、冬眠しやすくなります。
バイクを冬眠させる際には正しい方法で行いましょう
バイクを冬眠させるためにはこのように、いくつかの手順を踏むことが重要です。
正しい手順で冬眠をさせる事で、春を迎えてからも、バイクはきちんと使うことが出来るようになるでしょう。
ただし注意をしないといけないのが、冬眠を迎えるときと同じように、冬眠が終わるときも、きちんと準備をしてから乗るようにすると言うことが必要です。
燃料コックの切り替え、ガソリン補充、タイヤの空気入れ、バッテリーの取り付けなど、1つでも忘れるとバイクの故障に繫がりますので、丁寧に乗り始める準備を行って下さい。
車庫などの室内で保管をしていても、ホコリなどで汚れている可能性がありますので、冬眠前と同じように、有る程度綺麗に掃除をすることも忘れてはいけません。
丁寧に掃除をすることで、冬眠を明けたバイクも、しっかりと走ることが出来るようになるでしょう。
冬眠明けは有る程度、ゆっくりとエンジンをかけるようにして、負担がかからないように調整して乗るようにして下さい。