バイクの免許の種類について
日本では自動車がモータリゼーションの主役となっておりますが、東南アジアなどに行きますと、まだまだバイクがモータリゼーションの主役です。
日本でもかつて、バイクがモータリゼーションの主役であったことがありました。
しかし現在の日本において、バイクというのは嗜好品という意味合いが多くなっております。
では、日本ではどのような免許の種類があるのでしょうか。
まずは、原付免許です。
原付免許というのは何かというと、正確には「原動機付き自転車・1種」という名称となります。
ではこの原付免許というのは何なのでしょうか。
この原付免許で乗ることができるのは、エンジンの排気量が50ccまでのものです。スクーターなどがその代表的なものです。
この免許は、もちろん原付免許単独で取得することができますが、自動車の普通免許を持っていれば、原付にも乗ることはできます。
この原付には、いくつかの制限がかかっております。
右折をする際には二段階右折、つまり自転車と同じように右折をしなければなりません。
時速30キロまでの速度制限もありますし、二人乗りをすることもできません。
次は、普通自動二輪免許です。
その中でも小型免許といわれるもので、正確には「原動機付き自転車・2種」といわれております。
排気量は125ccまでのもので、郵便局の配達員の方が乗っているバイク、あれが代表的な車種です。
こちらのバイクに乗るためには、専用の免許を取得しなければならず、自動車の免許では乗ることができません。
原付とは異なり時速30キロという速度制限はなく、二人乗りをすることができます。
ただし原付と同じように高速道路を走ることはできません。
バイク好きが持っている免許
次は普通自動二輪です。
ここまで行くとほとんど趣味で乗っている方が多いとは思うのですが、この免許までは16歳以上であれば取得をすることができます。
排気量は400ccまでです。
そして最後に大型自動二輪というものです。
ここまで来ると、よほどのバイク好きが持っている免許でしょう。この免許は18歳以上でないと取得することができません。
排気量は400ccから上で、排気量の制限はありませんが、四輪に乗ることが出来ないので注意が必要です。
普通自動二輪と同じように免許取得後1年間は、二人乗りをすることができません。
高速道路での二人乗りに関しては、条件を満たせば可能となります。
なお、いずれのバイクであってもヘルメット着用はしなければなりません。