レプソル・ホンダ・チームについて
レプソル・ホンダ・チームはMotoGPに参戦をしているホンダのチームです。
スポンサーはスペインの総合エネルギー企業であるレプソルとなっています。
レプソルはガソリンスタンドで良く見る企業で、世界規模(37か国)で事業展開をしています。
ホンダとレプソル社のパートナーシップは1995年からスタートして現在に至っています。
1995年はミック・ドゥーハンがグランプリで好成績をあげていた。
1992年に開発されたビッグバン・エンジンやスクリーマーエンジンが搭載されたNSR500の性能をフルに活かした結果である。
彼は1994年から1998年まで5連覇の偉業を達成している。
1996年になるとV型2気筒エンジンが使われるようになり、伊藤真一や岡田忠之、青木拓磨、セテ・ジベルナウがそれを使ってレースで活躍するようになってきました。
レプソル・ホンダ・チームの活躍
2002年には4ストローク990ccマシンで参戦をすることなり、バレンティーノ・ロッシと宇川徹がライダーとして活躍をしています。
ロッシはその年のチャンピオンになっています。
更には、2002年にレプソル・ホンダ・チームはコンストラクター、チームタイトルを獲得しています。
2004年になるとロッシがヤマハへ移籍することになりました。
2006年には、ニッキー・ヘイデンとダニ・ペドロサをライダーと参戦し、コンストラクター、チームを合わせて3冠の偉業を達成しています。
その後は低迷を続けることになってしまいました。
レプソル・ホンダ・チームの改革
2009年には、低迷の打開のためにF1での経験を持つ中本修平氏が、取締役副社長として陣頭指揮を執ることになりました。
2010年からチームに参画した、リビオ・スッポが2013年にチーム代表になっています。
レプソル・ホンダ・チームの改革の成果は徐々に現れてきています。
2011年にはケーシー・ストーナーがタイトルの奪還に成功をしています。
三冠にも輝いています。
2013年に加入したマルク・マルケスが史上最年少のチャンピオンになりました。
2016年から2019年まで連覇を彼は続けています。
2017年から2019年まで3年連続で三冠を獲得することにもせいこうしています。
レプソル・ホンダ・チームの現在
2017年に中本氏は定年退職をすることになりました。
同時にリビオ・スッポもチームから離脱することになりました。
現在では桒田哲宏氏が運営室室長、アルベルト・プーチ氏がマネージャーに就任チームを運営しています。
華々しい活躍から、その後一時期低迷期を迎えてしまいましたが、改革をすることによって、再び大きな活躍をみせているレプソル・ホンダ・チームは今後もますます活躍を見せてくれるのではないかと期待されています。