スロットルアシスト
バイクが好きでロングツーリングが好きというライダーにとって、走行中の疲労は何としても解決したい問題のひとつです。
気候に合った快適なウェアを着用する、疲れにくいシューズを履くといった工夫はもちろん大切ですが、バイクのカスタムを施すことによっても疲労をかなり軽減することができます。
カスタムできるパーツの中でも特におすすめなのは「スロットルアシスト」で、これを装着することによって手首にかかる負担をかなり和らげることができます。
特に250cc前後のバイクは右手首が疲れやすいので、できるだけスロットルアシストを設置することをおすすめします。
市販されているスロットルアシストの中でも、特に人気が高いのはラフ&ロードの「TR001スロットルアシスト」で、値段も1,200円(税別)とリーズナブルです。
ハンドル形状の変更
バイクの車種やデザインによっては、疲れやすいライディングポジションを余儀なくされるものもあります。
特に輸入車の場合などはハンドルまでの距離が遠く、無理な姿勢を続けて疲労してしまうことにもなりかねませんので、「どうも乗りにくいな」と思ったときはハンドル形状を変更してしまうのもひとつの方法です。
プロトから発売されている「EZ-FIT BAR」は、体格に合わせて疲れにくいライディングポジションを調整することができます。
ケーブル類を交換する必要もなく、取り付けも非常に簡単です。
なお、EZ-FIT BARにはグリップ部分をかなり手前に平行移動できるモデル「EZ-FIT BAR high」とグリップ部分を少し奥に平行移動できるモデル「EZ-FIT BAR Low」もあります。
カラバリも豊富で、アルミ製はシルバーとゴールド、ブルー、ガンメタ、ブラックの5色、スチール製はクロームメッキの全6色がラインナップされています。
ゲル素材のクッション
走行中の振動も、ツーリングでは注意したい疲労原因のひとつです。
家に帰ってきた翌日に筋肉痛で悩まされることもありますので、ゲル素材のクッションを活用して振動を軽減し、快適なライディングを楽しみましょう。
ゲル素材クッションの中でも特におすすめなのは、プロトの「ゲルザブ」です。
「EXGEL(エクスジェル)」と呼ばれる、医療用具にも使用されている素材が使用されており、薄手なのに振動をしっかりと吸収してくれます。
装着もマジックテープで留めるだけなので、簡単に取り外しができて便利です。
ゲルザブには汎用タイプの「ゲルザブR」の他に、オフロード車向けの「ゲルザブD」とシートの中に埋め込むデザインの「ゲルザブS/SS」の3タイプがあります。
カラーはいずれもブラックのみとなっています。