低速走行の重要性
バイクは2輪しかないため、ある程度のスピードを出して走っているほうが安定するという特性があります。
このため、初心者の中には「低速走行が上手にできない」という人が多いようです。
ツーリングに出かけるためだけにバイクを持っている人ならともかく、普段は街乗りにバイクを活用しているというのであれば、低速走行もしっかりとマスターしておく必要があります。
苦手意識を持ってしまわずに、しっかりと低速走行を学んでおきましょう。
姿勢やクラッチの使い方
低速走行では、姿勢やクラッチの使い方が非常に大切です。
低速走行を安定させようと思ったら、着座ではなくてスタンディングフォームのほうが圧倒的にやりやすくなります。
クラッチに関しても、半クラの状態をキープしながらリアブレーキで速度調整をすると低速走行が楽になります。
低速走行が上手にできるようになるためには、バランス感覚をつかむためのトレーニングが必要です。
手っ取り早いトレーニング方法としては、自転車を使うのがおすすめです。
自転車のペダルを漕ぎながら、ブレーキを使って前進する練習をすることによってバイクでの低速走行のコツがつかみやすくなります。
自転車を使用したトレーニングは安全性が高いので、初心者でも安心して行うことができます。
たまに駐車場などでバイクを使って低速走行を練習している人をみかけますが、これはNGです。
バイク走行では決してムリをしないことが重要なので、まずは自転車を使ってバランスを制御するポイントをしっかりと体で覚えるのがおすすめです。
低速走行はライディングスクールで学ぼう
低速走行の感覚とバランスをうまくつかむためには、やはりライディングスクールに通うのが一番です。
ライディングスクールであれば練習場所を気にする必要もありませんので、周囲に気兼ねすることなくしっかりと基本をマスターすることができます。
数あるライディングスクールの中でも特に人気の高い「ライディング東京アカデミー」は、バイクライフをもっと楽しむための2輪講習スクールで、モーターサイクルジャーナリストである佐川健太郎が校長を務めています。
豊富なカリキュラムが組まれているので、自分のレベルに合わせて楽しく講習を受けることができます。
「柏秀樹のライディングスクール(K.R.S)」もユーザーの多いライディングスクールで、ベーシック講習とオフロード講習をみっちりと学ぶことができるカリキュラムが組まれています。
内容は非常に実践的で、フォームもしっかりとチェックしてもらえますので、基本から学びたいというライダーにはぴったりです。
講習のスケジュールに関しては、公式Webサイトで確認することができるようになっています。