チーム紹介:モンスターエナジー・ヤマハMotoGP


モンスターエナジー・ヤマハMotoGPについて

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPはMotoGPへの参戦をしているヤマハのファクトリーチームです。
スポンサーは、エナジードリンクブランドであるモンスターエナジーが担当しています。

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPの拠点はイタリアに置かれています。
1997年から1998年にかけてヤマハチームレイニーを運営していたウェイン・レイニーが退任したと後に同じ場所に拠点が設置されたものです。
はじめは、オランダに拠点がありましたが、2005年から現在のイタリアに拠点が移動となりました。

2004年にはホンダからバレンティーノ・ロッシが移籍してライダーになりました。
彼は開幕戦に優勝を飾っています。
2005年にはロッシがライダーズタイトルを取ることに加えて、コンストラクター、チームでもタイトルを取っています。

鳴り物入りで2008年にはホルヘ・ロレンソが加入しました。
ロッシとロレンソのいい意味での競い合いによって、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPは2004年から2010年の間に5回もライダーズタイトルを獲得しています。

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPの活躍

ロッシはその後2011年からドゥカティのファクトリーチームに移籍することになってしまいました。
その後、アメリカ人ライダーのベン・スピーズをチームメイトとして迎えるに至っています。
2013年にはロッシが再度、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPに戻ってきています。

2015年にロレンソがチャンピオンに輝いています。
この年、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPはコンストラクター、チームのタイトルも手にしています。

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPの現在

ここ数年はかなり苦しい戦いを強いられています。
ロレンソは2017年にドゥカティに移籍することになりました。
代わってマーベリック・ビニャーレスが参入しましたが、YZR-M1との相性に悩むことになって、思ったような結果がでていません。

2020年からは、辻幸一氏に代わって、ヤマハ・モーター・レーシング社長に伊藤洋氏が就任しました。
2019年には鷲見崇宏氏はプロジェクトリーダとなって、打開を図っています。
2019年からは日本人ライダーの中須賀克行と野左根航汰に加えて、ロレンソがテストライダーに抜擢されています。

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPの今後

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPの低迷を脱するために色々な工夫が取られています。
もちろんすぐには、結果が出ないのかもしれませんが、段々と効果が現れてきていますので、今後の活躍も期待されます。

多くのファンに支えられているチームですので、大きな期待が寄せられています。
以前のようにモンスターエナジー・ヤマハMotoGPが表彰台を独占する日も近そうな予感です。