古宇利島へ行こう
沖縄でバイクツーリングを楽しめる、人気のツーリングコースをご案内します。
バイクはもちろん、車でのドライブにも大人気なのが、与勝半島と平安座島を結ぶ約4.7kmの海中道路と古宇利大橋を渡って、話題の古宇利島を巡るコースです。
潮風を感じながら青い海沿いの道を爽快に駆け抜け、沖縄本島内にある数々の島を巡り、琉球文化の残る街並みや島の産業、暮らしぶりを満喫しながら走ることができます。
スタート地点は、沖縄北インターチェンジがいいでしょう。
約40分走ると、海中道路へと突入します。
海中道路は延々と続く美しい海と青い空を背景に海上を走る道路で、沖縄でなければなかなか体験できないかもしれません。
道路の中央にあるビーチでは、海水浴やマリンスポーツが楽しめます。
息抜きがてら、特産や文化を知ろう
途中で、海の駅あやはし館に立ち寄るのがオススメです。
レストランや沖縄の特産品の販売を行っているほか、うるま市立海の文化資料館があり文化を知ることも可能です。
海中道路を楽しんだら20分ほど走り、浜比嘉島、そして伊計島へと入っていきましょう。
平安座島から浜比嘉大橋を渡ると、浜比嘉島です。
琉球の島々を創った神様が住んでいたという伝説が残る島です。
赤瓦屋根の古民家が残っており、古い家並みや美しく穏やかな浜など伝統と自然の融合を堪能できることでしょう。
この辺りは、釣り場としても人気です。
また、平安座島の隣にある宮城島から赤いアーチ型の伊計大橋を通ると伊計島へと入ります。
伊計大橋からの海の眺めも絶景です。
伊計島は一面にサトウキビ畑が広がっており、沖縄らしい風景や沖縄の産業、島の人々の暮らしぶりを垣間見ることができるかもしれません。
いざ、古宇利島へ
ここから1時間半ほど走ると、近年話題の観光スポット古宇利島へと行くことができます。
名護市に属している屋我地島と今帰仁村の古宇利島はそれまで船でしか行けなかったのですが、2005年に古宇利大橋が開通し、ツーリングが可能となったのです。
長い間、外部から車やバイク、観光客が入ってこなかったこともあり、開発が進められてこなかった為、海や農村が自然に近い状態で美しく残されています。
こうした美しい自然や島民の暮らしに敬意を払いながら、バイクで島巡りを楽しみましょう。
特に島へ渡る際、古宇利大橋からの海の眺めは素晴らしいものがあります。
まるで、海の上をそのまま走っているかのような錯覚に陥るかもしれません。
ここから1時間ほど走ると、許田インターチェンジに出られます。
許田の道の駅では、黒糖ソフトクリームや黒糖ぜんざいなどの名産を味わってみましょう。